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JAZ 目覚まし時計 (フランス)

¥9,999,999 税込

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1953年製 JAZ社の目覚まし時計です。
なかなか見かけないフォルムなので、希少なものです。

背面のゼンマイを巻いて動かす手巻き式です。 実働です。

淡いクリーム色のベークライト(フェノール樹脂)製、ミッドセンチュリーのデザイン。JAZ社は1919年パリで生まれ、フランスで記録的な人気を博した時計メーカーです。2001年にフランス映画「アメリ」に登場し、その名前は、再び全世界に知れ渡ることになりましたよね。

サイズ: 約11.5cm x 約8.5cm x 約3.5cm
状態: 正面左側に一箇所のキズがあります。裏側左肩にカケがあります。写真でご確認ください。
操作方法:
右のゼンマイ:アラームを動かす
下のゼンマイ:時刻の針を動かす
上部のスイッチ : アラームのオン・オフ
中央部のつまみ : 時計の時刻合わせ
左のつまみ : アラームの時刻合わせ

ここからは深いお話し。
第一次世界大戦が終わり産業革命が押し進んだ1919年「目覚まし時計は、産業革命を支える労働者たちが時間通りに出勤するために必要不可欠なもの。これからは高品質でセンスあるデザインの目覚まし時計が必要だ。」と、目覚まし時計市場に大きな可能性を感じ取ったフランス人Ivan Beneとスイス人 Louis Gustave Brandt率いるエンジニアグループによってJAZは誕生しました。
“JAZ”というブランド名は、アメリカ音楽のJAZZから来ているのですが、それが第二次世界大戦中に問題となってしまったのです。枢軸国であるナチス・ドイツの占領下にあったフランスでは、敵対する連合国のアメリカ発祥のジャズに由来するブランド名は許されず、長年親しまれてきたJAZというブランド名が使えなくなるという危機にみまわれたのです。そこで、考案されたのが、小鳥のキレンジャク。フランス語名が “Jaseur de Bohème”(ジャズ・ド・ボエム)だからです。「英語の“JAZ”ではなく、鳥の名前の“JAZ”だ!」と。よって、戦時中は、小さな鳥がJAZというブランド名を務めていました。その小鳥のしっぽの形で年代の見分けがつきます。
1910〜1940年は小鳥のマークはありません。
1941年にしっぽが下向きの小鳥のマークが着きました。
1967年にしっぽが上向きに変わります。
1976年には小鳥のマークがなくなります。そして、1995年、日本の精巧なクオーツ人気の煽りを受けて、生産を中止せざるを得なくなり、JAZの目覚まし時計の幕が降りることになりました。

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