Moet & Chandon x LIDO 灰皿 （フランス）

SOLD OUT

1950〜1960年代のベークライト製、シルクハット型の、モエ・シャンドンがパリの老舗キャバレー「LIDO」のために作った灰皿です。

ゴールドで描かれた足を高く上げている美女が刺激的です。

「ベークライト」は、ベルギー在住のアメリカ人化学者レオ・ベークランドが、1909 年に特許をとった熱硬化性プラスチックのことです。世界初の人工プラスチックと言われていて、当時発明されたばかりのラジオや電気スタンドなどに使われ、電化製品の普及に貢献しました。1927年 ベークランドの「ベークライト」の特許が切れると、カラフルなフェノール樹脂が開発され、（これも総称してベークライトと呼ばれています）その後、第二次世界大戦中にプラスチックの研究が大幅に進み、よりコストが安く、安全で機能的なプラスチックがたくさん発明され、ベークライトの生産は減少し、1960年代には一部の工業用を除いては生産されなくなりました。最近はなかなか見かけないレアなものです。

サイズ : 約5.5cm x 約9.6cm x 約8cm
状態 : 色剥げもなく、汚れもなく、非常に良い状態です。おそらくデッドストックなのではないかと思います。